山が見えるテラス付きログハウスでダラダラ生きていたい

農学部を出てITエンジニアをしている虚しい人の徒然日記

ぶっちゃけ人生は嫌なことばかり

気がつけば人生は考えたくないことで満ちていた。思い返すのは中学時代、僕は都内の私立中学に進学したが、中高6年間を通して馴染むことはなく、継続的な友達は一人もできなかった。それが原因で明らに精神的な異常を抱えるようになった (症状は 20 代の中盤まで継続した)。その後、逃げるように地方大学に進学したが学科内に友達はできなかった。苦痛な運動部を何故か辞めずに4年間を忙殺されたおかげで、こちらでは幸い3人だけ友人ができた。

卒業後、人と関わりたくない一心でITエンジニアとなり、6年間で2回転職をして今に至る。仕事も楽しいと感じたことはない。IT技術自体は嫌いではないが、資本主義の権化のようなこの仕事にいつも虚しさを感じる。しかも2回目の転職の末、今はITエンジニアというより雑用になってしまった。一応ITエンジニアとして多少のスキルを身に着けてきたつもりだったが、今はもう何をしているのかよくわからない。

プライベートで考えたくないのが結婚式だ。繰り返しとなるが、僕には友達がほとんどいない。対して奥さんは20人以上の友達を呼ぶ予定だ。幸い、同じ会社にいた頃の共通の友人(僕とはただの顔見知り)を6人ほど呼ぶので、彼らは僕のサイドに座ることになるだろう。僕は根本的に人望がないし、人から好感を持たれる人間でもないから、家族以外の誰かが心から祝ってくれるとはあまり思っていない。奥さんにだけは明るく誠実に接し続けたいと思っているが、周りから見れば僕は彼女に至極もったいなく見えるだろう。

根本的に、僕は社会で生きていくということが向いていない。だからきっと、普通に社会人として生きていく限り、この苦しみは続くのだろう。いつか心の平穏を過ごせたら良いのになと思う。