AWSの課金/コストの詳細情報を分析する
AWSで使える手軽でグラフィカルなコスト分析機能としてCost Explorerがあるが、これだと痒いところに手が届かない感が強い。より詳細に分析したい場合はCost and Usage Report(CUR)を使うと良い。
CURの使い方
CURは簡単に言うとAWSの課金情報をS3に出力する機能である。Athena(さまざまな形式のファイルをSQLで分析できるサービス)のテンプレもあるのですぐにSQLで分析できる。手順は以下。
- CURでレポートを作成する
- Athenaの設定をする
- AthenaでSQL実行。基本的な構文(HAVING / ORDER等を含む)は使える。
カラムの説明はこのページに書いてある。なお、SQL上での項目名はスネークケースで、ドキュメント上はキャメルケースになっているので、調べ方には注意。
補足: DBRについて
DBRというレガシーなレポート機能も存在するが、2019年7月8日以降に新規登録したユーザは使えないらしい。大人しくCURを使おう。